ロンドン郊外
曇りのち晴れ。
10:30にHamerthmithのホームで、ロンドン在住のUちゃんと待ち合わせ。
電車に乗ってRichmondへ、busに乗り換えてHamptonn Courtに到着。
16世紀、Henry VIII の宮殿。
2009年はHenry VIII在位500年の年。
Hampton Courtはイギリスの歴史を変えた宮殿。
16世紀、この宮殿を居としたHenry VIIIは熱心なカトリック信者であったが、自身の離婚再婚をめぐり教皇と対立したため、イギリス国教会の長となりローマ教皇庁から独立したのだ。
つまり、自分の恋愛問題のために宗教をひとつ作っちゃった。
当時の(今でもそういう人もいるだろうけれど)教皇(すなわち宗教)の絶対権威たるや想像するに難しくなく、それを己が離婚再婚したいために敵にまわし独立する身勝手さ……改め愛の力?
しかも、けっこうすぐに、その再婚した人と離婚するし。
世界史の知識がよみがえる〜。
Henry VIIIの贅を尽くした宮殿生活の名残が各部に感じられる……のとおり、広く広く、ただ広く。
音声ガイド片手にうろうろ……。
しかも、音声ガイドが予想以上に丁寧にゆっくりと説明してくれるの、そのガイドのスピードの把握に時間がかかり、いちばんの見所だという16世紀の王室の台所がそのまま再現されているチューダー・キッチンがいまいち理解不足……。
Busで移動し、THE PETERSHAM HOTEL のレストランでAfternoon tea。
小さいながらも気品が感じられるホテル。
丘の上にあるので、見晴らしもよくテムズ川の水面がキラキラと輝く。
Afternoon teaはおいしかったけど、さすがに量が多い。
お土産にアルミでswan形にして包んでもらう。
隣に座っていた、お母さんときていた女の子(子供)がしてもらっいて、
いいないいな、と言っていたらUちゃんが「swan形に包んで」とリクエストしてくれた。
大人が何やってんだか。
テムズ川沿いを歩きながらRichmondの駅まで戻り、大学に立ち寄るというUちゃんと別れて、イギリス4大スーパー巡りへ。
■Marcs & spancer
「どちらかの奥様は日本人」とはUちゃんの情報。
オリジナルアイテムしか売っておらず、こだわりの品々(だそう)。
働く主婦が手際よく(手抜き?)料理できおいしい食品(つまり出来合い)、を並べられるようなデリも豊富。
日本にもあるね。
■SAINSBURY'S
特徴はよくわからない。オレンジのロゴ。
■waitrose
オリジナル商品のパッケージのデザインがかわいい。
エコバッグもシンプルでGOODデザイン。
夕飯はM&Sで買ったサラダとビールに、SAINSBURY'Sで買ったフルーツ、スープ。
追記
Richmondは高級住宅地でミック・ジャガーが昔住んでいたり、The Whoのguiteristピート・タウンゼントの家があったり、なかなかポップカルチャーな街でした。