2005/4/22 コペンハーゲン1日目

marimeiko2007-04-23

前日の夜10:00ごろコペンハーゲン着。3日間滞在の予定。夜遅くの到着だったため、デンマーククローネに両替はできませんでしたが、タクシー代ぐらいだったのでカードで支払い。さっそくホテルにチェックイン。ところがこのホテルがカプセルホテルで、あまりにも狭かったので慌てて翌日以降の宿泊をキャンセルしました。
今回の旅の予算で宿泊代の目安は一人1泊3000円ぐらいでおさえたい。安ければ安いほど可。基本的にユースホステルB&Bを使用する予定でした。でも、コペンハーゲンは中央駅の近くにはユースホステルがなく、到着も夜遅かったので、まず中央駅近辺という立地条件があり、でも普通のホテルは高いしと、このカプセルホテルを予約していました。もちろん、ホテルのサイトにもコンパクトな都市型ホテルとして掲載されていましたので、ある程度覚悟はしていたのですが、私たちの想像以上にコンパクト。シリアラインの客室よりも狭くて、スーツケースを開けるスペースもない! そこであと2泊するのは無理でした。こんなアクシデントも一つの経験ですね。
翌日、まずは泊まるホテルを確保しなければならないので、朝一番で中央駅前の観光案内所へ向かいます。ある程度の予算オーバーは仕方がないと思いつつ、最初は、とんでもなく高いホテルを言われたので(1泊500ユーロとか)、そんな高いところは絶対に無理だから、「じゃ、少し離れても……」と交渉していたら、観光案内所から歩いて5分ぐらいの「メルキューブ」が空いていました。ラッキー。宿泊代は予算の倍でしたが仕方がありません。
「メルキューブ」は団体旅行でよく使われる三ツ星ホテル。今までユースホステルに泊まっていた私たちにしてみたら、贅沢な宿泊地です。アメニティが揃ってる!だの、部屋のテレビで映画が見られる!だの、バスタブがある!だの、そんなことが新鮮に思えます(笑)。
そんなことで、滞在1日目の午前中をすっかりロスしてしまった、私たち。正午からの衛兵交代には間に合わないので、これは翌日にして、世界で初めて歩行者天国を実践した、ヨーロッパでも屈指のショッピングストリート、ストロイエを散策することに。
ところが、このストロイエにあるお店がほとんど閉まっているのです。その日は金曜日。ガイドブックを見ても金曜日は夕方までオープンしているはずなのに、なぜなぜ?と開かない扉を開けようとしてみたり、窓からじっとお店の中を見つめたり。もしや、今日は祝日では、、、という疑念が起こり、「地球の歩き方」を見てみたら、「祝祷日」という移動祝祭日が2005年は今日だったのです! ショック。。。
ただでさえ、コペンハーゲンは土日が重なってしまったので、買い物は金曜日にすませてしまおう!と思っていたのに。調べが甘いといえば、それまでなのですが、まったく間抜けです。とほほ。
うーむ、どうしようか、と言いつつストロイエを通り抜ければ、ニューハウンや、デンマーク工芸博物館などがあるので、そのまま観光へ。時間もあるので予定していなかった人魚の像まで足をのばしました。
デンマーク工芸博物館のカフェでお茶をして(ここのカフェは絶対行きたい場所だったので)、公園の屋台でホットドッグを買い、食べながら(美味しかった!)人魚の像を見て、カステレット要塞を散策。ニューハウンでまたまたお茶をして、コペンハーゲンらしい景色を堪能。ひたすら歩いて、王立劇場や国立銀行、旧証券取引所クリスチャンスボー城等々、どれも立派で重厚で歴史を感じさせる建物に感心しながら、ホテルに戻ります。雑誌でよく見かけていた王立図書館(ブラックダイヤモンド)もすごかった。この日はひたすらに歩きました。おかげで、コペンハーゲンの主要な観光地の土地勘が一気につきました。
夜は夜中までオープンしている「チボリ公園」で遊ぼう!と行ったら、入場するのに異常に長い行列ができています。どうやら、この日は公園内のステージでコンサートが開催されるらしい。私たちは翌日出直すことにしました。なんだか、こんなのばかり。コペンハーゲンとは相性があまりよくないみたいです。
しかし、チボリ公園近くのショッピングモールにスーパー「irma」を見つけました。ここのスーパーのキャラクターがかわいくて、絶対行きたいスーパーであったにもかかわらず、散々歩いた街の中では出合うことがなかったので、どこにあるの〜と探しまわっていたスーパーです。やった! 当然、夜遅くで閉まっていたので、こちらも出直すことに。
すっかり、疲れきってしまった私たちは中央駅にあるパン屋さんで食料を調達してホテルに戻りました。