2005/4/18 5日目ヘルシンキを出発 

marimeiko2007-04-13

さて、いよいよヘルシンキを出発。次の国スウェーデンストックホルムへは豪華客船「シリアライン」で向かいます。
船で国境越えが初めてなら、豪華客船に乗るのも初めて! どきどきわくわくです。あらかじめ日本で手配していた予約表を持ってチェックイン。カードキーや翌日の朝食バイキングチケット(これも日本で予約しておいた)を貰って、さっそく船に乗り込みます。シリアラインは3階に入り口があります。エレベーターで3階まであがり、船に続く廊下を家族で乗船するちびっ子たちがはしゃぎながら走る姿を見て、あぁ、私もちびっ子だったら興奮しまくりだったな、と思いながら船内へ。乗船前にはお約束なカメラマンが、一組ずつ記念写真を撮ってくれます(そして後で船内で欲しい人はお買い上げください、って売るやつね)。
船内に足を一歩踏み入れると左右に長くのびる廊下。この階はレストランやお土産物屋さんなどが連なるアーケードになっていて、気分は映画「タイタニック」の中にいるみたい。「ようし、夜通し遊ぶぞー」と思いながらさっそくお部屋へ。私たちは3人だったので、4人部屋で船内に窓がある、お値段はミドルクラスの部屋をチョイス。(窓のない部屋や窓があっても海側か船内側か、によって値段が変わってきます)3人ともスーツケースだったので、折りたたみベットの一つを畳んだままにしてそこを荷物置き場にできたので、よかったです。
見るものすべてが新鮮で、この折りたたみベットにすらはしゃいでました。

荷物を置いてさっそく甲板へ。
6階部分が甲板で、ここにはガラス張りの温水プールもあり、出港前にも関わらずさっそくプールで楽しんでいる人もいます。甲板もにぎわっていて、私たちも写真を撮りまくり。そうこうしてると、ブッブー という汽笛のもと船が港を離れ始めました。さようならヘルシンキ、さようならフィンランド。遠ざかるヘルシンキ大聖堂がフィンランドを代表して見送ってくれているようです。出発してすぐには世界遺産の「スンメリ要塞」の脇を通ります。ここに遊びに来ている男の子たちが手をちぎれんばかりに振ってくれます。もちろんこちらも振返します。大人になるとこういうのってちょっと恥ずかしかったりしたんだけど、外国を旅行するようになって、手を振るってすごく簡単でわかりやすい親しみの表現方法なんだってわかって、恥ずかしい気持ちがなくなりました。

フィンランドも見えなくなって、見渡す限りは海海海、となれな次は船内探検に出発。まずは3階部分にあるショッピングアーケードへ。中央に簡易ステージが用意されて、ライブやマジックショーが予定されています。左右にのびる廊下にはお土産屋さんやカフェにレストラン。突き当たりにはスロットマシーンやディスコがあります。ディスコ好きというわけではないですが、みんながどんな風に過ごすのか想像すると、テンションあがりまくりです。2階にはスーパーとブランドショップが。そうそう、船内のお店は免税なのでお酒やタバコを大量に買っている人がたくさんいました。私はさっそくマリメッコショップをチェック。フィンランドで散々見たのに、免税とあっては「何か買わなくては!」と思うってしまうのが女の性。ウニコの大きいトートバッグとスカーフを購入。トートは日本の半値でした。免税品ならば帰国の時に免税申告をする必要ないので、旅の途中でも使えて便利です。

お部屋でスーパーで買ったお菓子やヨーグルトをつまんでいたら、お腹が空かなくてこの日の夕食はこれでおしまい。
21:00ごろ。海に沈む夕日がとても綺麗でした。

夜は男女4人グループの北欧版“サーカス”のライブやマジシャンのマジックなどユルいステージを見たりはしたんだけど、うっかり寝てしまって、夜通し楽しむ、とはいきませんでした。とほほ。
それでも、夜中2:00ごろに一度目が覚めたのでディスコをのぞきに行くと、みんな楽しそうに踊っています。
でも、さすがに盛り上がってるのはディスコスペースだけ。アーケードのお店も一部のカフェを除いてしまってひっそりとしています。遠くからかすかに聞こえるディスコの音を聞きつつ、真夜中のコーヒーを楽しみ不思議な気分に浸りました。

朝食は2階のレストランでビュッフェ形式。
これは日本で予約したほうが安かったのでそうしたのですが、カフェやパンが買える売店、スーパーもあったので、別に予約する必要はありませんでした。