フランス八百屋へ買い出し

marimeiko2007-12-29

午前中、おせち料理につかう「オクラ」を買うため、トラムを乗りついてI.P,Pavlove近くの高級フランス八百屋へ。

このアタリは、05年にプラハを訪れたときに泊まっていた宿の近くで、毎日通っていた駅なので、懐かしい。
また、来ることになるとは、うれしい。

海外では、どこもそうかもしれないが、やはりなかなか手に入らない野菜がたくさんあるようで、「オクラ」もそのひとつ。
尋ねた、高級フランス八百屋ならあるはず、、、と来たものの、品切れ。。
途方にくれてショックを隠しきれない友人。
そうか、オクラひとつ手に入れるにも大変。
ネットを使えば、あっというまにつながり、飛行機に乗れば、数時間で来られるプラハだけれど、生活となると当然のことながら、日本と同じようにはいかないね。

帰宅途中に偶然寄った、チャイニーズ系の八百屋で大根を購入。
「これは奇跡!」
と友人。

帰宅する友人と別れ、私は一人で散策。
賑わうカレル橋を渡り、路地に入る。
1本入ると、人が誰もいない石畳の路地にはいる。
背後でしていた観光客のざわめきも、少し歩くともう聞こえない。

イギリス系スーパー「tesco」の前にでて、お腹がすいたので屋台のホットドッグで軽く腹ごしらえ。
cafe スラヴィアの前にある国民劇場は変わらず荘厳で威厳がる。(厳かという字の単語をいくらでも使いたくなる建物だ)
ブルダヴァ川をわたって、●●美術館に立寄、友人オススメのお菓子屋さんでバタークリームをはさんでダッコワーズ風のお菓子を買って、食べながら散歩。

このお菓子屋さんは、友人曰く「昔ながらの東欧のお店、すっかりプラハにはなくなってしまった」
中に入ると友人の言うとおり、コテコテの東欧ちっくな内装に、いかつい顔をしたおじさんがお菓子が並ぶカウンターの中に立っている。
安っぽそうなテーブルと椅子があり、お客はひとり。
こちらも渋い顔をしたおじさん。
座って食べていく勇気がなく、思わず「take out」にしてしまった。
でも、お菓子を渡すとき、微笑んだおじさんに、やっぱりお店で食べればよかった。
バタークリームも久しぶりに食べる。これも、変わらない東欧の味か。

他、古本屋を覗いたり、スパイス屋さんで買い物して、夕方帰宅。
ザワークラフトのスープとガーリックトースト、デザートをいただく。

帰ったら、家主は私のぶんの洗濯物も干してくれていた。申し訳ない。。