アーツ&クラフツ展

marimeiko2009-07-10

あきらめていた「アーツ&クラフツ展」に行けた。

19世紀後半、思想家john Ruskinと、デザイナーで思想家、詩人でもあったwilliam Morrisの主導によりイギリスで起こったデザイン運動のアーツ&クラフツ運動。
今回、ロンドンのVictoria&Albert Museumの所蔵品がたくさん展示されている。
※Victoria&Albert Museum
1852年開館の工芸品や装飾品を集めた博物館。


V&Aには5月に行ってきたばかりだけど、建物見学とミュージアムショップが目当てだったので、膨大なコレクションを見てまわる時間は取らなかった。
が、しかし。
「アーツ&クラフツ展」に展示されているものはV&Aのなかでも超厳選アイテムで、日本でゆったりと観られて、なんとも得した気分。
しかも、あきらめていただけに。
これも縁ってことかな。


しかし、デザイン自体は個人的には特別好きなデザインがあったわけではないんだけど、
william MorrisのBrother Rabbitにはminaのデザイナー皆川さんに共通するものを感じたり、そうやって、誰かが何かにインスパイアされて、また誰かに影響を与えて……。そういう出発点を見られたことに意味があった。


※写真はロンドンのV&Aの中庭